私が病院やクリニックで勤務していた際に、1年を通し最も多く、誰もが共通していたこととして
『年末になると起こる手の痛み』
というものがありました。
なぜ『年末!?』と思われる方が多いと思います。
その原因は大掃除にあります。
大掃除と言えば大抵年末に行います。
窓拭き、お風呂掃除、台所掃除、トイレ掃除などはもちろん、いつもはやらないような細かいところまで掃除するかと思います。
掃除をする際には手指に過剰な力を入れ、かなり酷使することでしょう。
そのため、年末年始にかけて手の痛みを訴える方が増えてきます。
またこれに加え、師走は何かと忙しく、冬至を迎える時期でもあり気温もかなり下がります。
このことが血液の循環障害を引き起こし、手の痛みが起こりやすくなる原因にもなってきます。
既に手や指の痛みや不調を抱えている方は、特に要注意です。
- 『親指の付け根が痛い』
- 『指の第一関節/第二関節が痛い』
- 『指の付け根(手の平側)が痛い/指を曲げると引っかかる感じがある』
これらの痛みや不調を抱えている方は
- 『母指CM関節症』
- 『ヘバーデン結節/ブシャール結節』
- 『腱鞘炎/ばね指』
の症状であり、痛みを悪化させかねません。
そのため、痛みを出さないように予防的に※手のスプリント(装具)を装着し、手指を過剰に動かさないようにしていただくことを強くおすすめします。
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また他の方法として
- 家族に任せる
- 手を抜く(許容できる方は)
- 一気にやらない
- 手のメンテナンスをしながら行う
などのことに気をつけることで悪化を防げます。
いろいろな作業をする上で、手はなくてはならないものです。
手の痛みや不調を感じた際には、我慢せず、自分の手のことをまずは優先に考えることが重要です。
悪化する前に予防的に対処していきましょう。
お電話ありがとうございます、
肩・肘・手指専門リハビリ施術院/プライベートGIMでございます。