リハビリと栄養(管理)の関連性

リハビリ関連の用語に、リハビリテーション栄養という言葉があります。

これは造語であり、医師が命名したネーミングです。

リハビリテーション栄養とは

身体機能や残存機能などが最大限発揮されるように、高齢者を中心とした患者様などに、適切な栄養管理を行い指導することを指します。

具体的には、リハビリで評価を行ったうえで、高齢者の機能、活動、参加を最大限高めるための栄養管理・指導を行います。リハ栄養ケアプロセス(作成した栄養管理表など)を通じて、栄養障害サルコペニア筋肉量と筋力の低下)を改善し、機能、活動、参加、QOL(生活の質)を向上させることを目指します。

リハビリを行う上で必ず必要な栄養指導

最近は、どんどん高齢者の平均寿命が上がってきております。

 

 

90歳代でも元気に生活を送れている方も、現代では珍しくありません。

 

 

そのため、自分もまだまだ若くありたい、と思っている方も少なくありません。

 

 

そこで健康的な身体を保つために必要不可欠なのが、栄養管理運動です。

 

 

運動が大事ということは周知の上だと思いますが、運動効果を高めるためには絶対に栄養管理が欠かせません。

 

 

運動栄養=2

 

 

とも言われるほど、栄養の重要性が圧倒的な割合を占めています。

 

 

ただ単純に「筋トレをする」「ウォーキング・ジョギングする」などと言われても、筋トレで筋肉を付けるために必要タンパク質、ウォーキング・ジョギングをするエネルギーを作るために必要炭水化物(糖質)や脂質、運動を継続して行うため、身体の健康維持に必要ビタミンミネラルなどを適切な量摂取しなくては、どれだけ運動を行ってもちゃんとした効果が現れてきません。

 

 

ご自身の運動とそれに伴った栄養管理が適切に行われているか疑問がある方は、お気軽に当院までご相談ください。

 

 

リハビリや運動を行う上で、解剖学・運動学的知識は必ず必要です。しかしそれと同じくらい栄養学の知識も必要となってきます。

 

 

運動方法だけではなく、栄養管理面なども指導やアドバイスを教えてもらえる、自分に合ったところへ受診に行くことをオススメします。