効くトレーニングと効かないトレーニングの違い

効くトレーニングとは…ポイントを絞って(鍛える筋肉を決めて)トレーニングした際に、最速で効果が出てくるトレーニングのことです。

効かないトレーニングとは…ポイントを絞って(鍛える筋肉を決めて)トレーニングした際に、効果は出るが効果が出るまでに遠回りをしてしまうことです。

 

 

 

効く・効かないに関わらず週2〜3回トレーニングをし、約1ヶ月程度で効果が感じられるでしょう。

 

 

しかし効く場合と効かない場合で大きく違うことは、筋肉に対する筋肥大効果シェイプアップまでの期間に差があるということです。

 

 

 

差が出てしまうことでモチベーションの低下に繋がったり、筋肉がつかない体質だと勘違いしやすくなってしまいます。

 

この差を無くすには、トレーニング中のフォームトレーニングの回数休息の取り方などを徹底することです。

 

 

肩の種目の一つに有名なもので、サイドレイズという種目があります。これは肩の三角筋中部線維を鍛えるトレーニングです。

 

 

やり方は、重りを持ち手を横に挙げていきます。

 

 

単純なようで難しいトレーニングで、間違えて行ってしまうことで怪我のリスクを高めてしまいます。

 

 

三角筋中部繊維にピンポイントで効かせるためには、手を横に挙げる際に肩甲骨の動きをできる限り抑制しなければなりません。そのためゼロポジションという位置に構え、トレーニングしていくことが重要となります。

 

肩関節は運動学的に、肩甲上腕リズムフォースカップル機構(モーメントアーム)という働きがあります。

 

 

サイドレイズを行う際には、この働きをなんとなく理解したうえで行うことにより、最短最速で三角筋中部線維の筋肥大に繋がってきます。

 

 

あとは回数休息のタイミングです。

 

 

同部位のトレーニング回数は、1週間に3回程(Ex.10回を1回分とし、それを5セット)が妥当です。重りは、自分が持てる限界の重さの8割程度に留めておきます。それ以外の日はトレーニングを行わないか別の部位のトレーニングを行うようにします。

 

 

筋力トレーニングを行うと筋肉が破壊されます。その後に十分な休息を行うことでより強く大きい筋肉が発達する(超回復)からです。

 

健康維持目的のためのトレーニングではストイックに行う必要はありません。しかし必ず継続することが重要です。

 

 

増量やボディメイク、ダイエット目的でトレーニングを行っている場合は、ストイックに徹底して行うことが重要です。そのため筋肉の解剖学・運動学を少し頭に入れて独自で行うか、トレーナーと共に行っていくことを勧めます。

 

 

当院でもトレーニング方法などを細かくお伝えしております。

 

 

トレーニングの考え方はリハビリと似ています。

能動性が重要であり、効果が現れるまでは時間がかかるため継続自己管理の徹底により結果が得られます。

 

 

トレーニング方法などに疑問がある際には、当院へお気軽にご連絡ください。