腱鞘炎とは?原因・症状・治し方|ばね指やドゥ・ケルバン病の違いと対処法

腱鞘炎(けんしょうえん)とは、指の使い過ぎによって

けん)と腱鞘(けんしょう)の間に摩擦が生じ、炎症が起こる疾患です。

特に

  • 手首が痛い
  • 指を動かすと痛い
  • 親指の付け根が痛む
  • スマホ操作で手が痛い

といった症状がある方は、腱鞘炎の可能性があります。

腱鞘炎は放置すると悪化・進行することもあります。

腱鞘炎の主な症状|手首や指の痛み・腫れ・動かしにくさ

腱鞘炎では、次のような症状が見られます。

  • 痛み:手首動かしたときに強くなる
  • 腫れ:炎症部分が腫れて押すと痛い(指の付け根の関節)
  • こわばり:朝起きたときに指が動かしにくい
  • しびれ:神経が刺激されて起こることがある

特に

⚠️朝に指が動かしにくい

⚠️手を使う仕事で痛みが強くなる

という方は注意が必要です。

腱鞘炎の原因|スマホ・手の使いすぎ・ホルモン変化

腱鞘炎の原因として多いのは次のものです。

手や指の使い過ぎは最近特に多い原因です。

  • スマートフォン操作
  • パソコン作業
  • 抱っこ
  • 家事
  • 力仕事
  • 手作業の仕事
  • ホルモンバランスの変化

特に以下の方に多く見られます。

  • 産後の女性
  • 更年期
  • 女性ホルモン変化がある時期

自宅でできる腱鞘炎の対処法|悪化させないセルフケア

腱鞘炎の初期は、適切なセルフケアで改善することがあります。

  • 安静にする(痛みのある部分をできるだけ休ませる)
  • 冷やす

以下のタイミングで冷却が有効です。

  • 発症初期(急性期)
  • 痛みを繰り返している時期

また、テーピングやサポーターや装具で患部を固定することで炎症の悪化を防ぎます。

手外科でよく見られる腱鞘炎の種類

手の専門外来では、次の腱鞘炎が多く見られます。

▶️ばね指弾発指

▶️ドゥ・ケルバン病

それぞれ症状や痛む場所が異なります。

ばね指(弾発指)とは|指が引っかかる・カクカクする症状

ばね指とは、指を曲げ伸ばしするときに

ばねのようにカクンと動く症状が特徴の腱鞘炎です。

特に多い指

  • 親指
  • 中指
  • 薬指

ばね指の症状

  • 指の付け根(手のひら側)の痛み
  • 指の腫れ
  • 曲げ伸ばしで引っかかる
  • 朝の症状が強い(引っかかったまま)

ばね指の治療方法

👆️リハビリ

💊内服薬

💉ステロイド注射

🏥手術:腱鞘切開術

ドゥ・ケルバン病とは|親指側の手首が痛い腱鞘炎

ドゥ・ケルバン病は

手首親指側に起こる腱鞘炎です。

手首親指使う動作で痛みが強くなります。

ドゥ・ケルバン病の症状

  • 手首親指側の痛み
  • 腫れ
  • 手首をに小指側曲げると痛い

発症しやすい人

特に多いのは

  • 産後の女性
  • 抱っこが多い方
  • 手をよく使う仕事

ドゥ・ケルバン病の治療

👆️リハビリ

💊内服薬

💉ステロイド注射

🏥手術:腱鞘切開術

腱鞘炎は早期治療が重要|放置すると悪化することも

腱鞘炎は初期対応が非常に重要です。

放置すると

⚠️痛みの慢性化

⚠️指が動かなくなる

⚠️手術が必要になる

可能性があります。

そのため

💡早めの対処

💡再発予防

💡正しい手の使い方

を身につけることが大切です。

気になる症状がある方は、早めにご相談ください。