日常生活の中で感じる痛みには、さまざまな種類があります。
- 関節や筋肉の痛み
- 神経のしびれや神経痛
- ストレスによる身体の痛み
など、痛みの原因によって対処方法は大きく異なります。
痛みの種類を理解し、適切な治療やセルフケアを行うことが、症状改善や生活の質(QOL)の向上に重要です。
一般的に痛みは、以下の3つに分類されます。
▶️侵害受容性疼痛(外傷・炎症による痛み)
▶️神経障害性疼痛(神経の損傷や圧迫による痛み)
▶️心因性疼痛(ストレスや心理的要因による痛み)
痛みの種類別の対処法
侵害受容性疼痛(外傷・炎症による痛み)
侵害受容性疼痛とは、組織の損傷や炎症によって起こる痛みです。
整形外科やリハビリテーション領域では、最も多くみられる痛みのタイプになります。
炎症症状として
- 腫脹(腫れ)
- 発赤(赤み)
- 熱感
- 痛み
がある場合には、患部を冷却して炎症を抑えることが重要です。
また、患部を安静に保つことも痛みを抑えるために必要です。
慢性的な症状としてよく見られるもので
- 筋肉のこり(首・肩こり、腰痛)
- 関節のこわばり
- 血流不足による痛み
などの場合は、温めることで血流が改善し、筋肉や組織が柔軟になり痛みが軽減することがあります。
また適度にストレッチや筋力トレーニングをすることは
- 筋肉の柔軟性向上
- 血流改善
- 関節機能の改善
- 疼痛緩和
などに効果があり、急性症状や慢性症状の改善にも効果的です。
神経障害性疼痛(神経の損傷・圧迫による痛み)
神経障害性疼痛とは、神経の損傷や圧迫によって起こる痛みやしびれです。
特徴として
- 電気が走るような痛み
- ピリピリするしびれ
- 感覚異常(感覚過敏・鈍麻)
などがあります。
代表的な原因には
- 椎間板ヘルニア
- 手根管症候群
- 坐骨神経痛
などがあります。
神経の痛みに対しては
- プレガバリン(リリカ)
- メチコバール
などの神経障害性疼痛に対する薬が処方されることがあります。
神経の過敏な反応を抑えるために、神経ブロック注射が行われることがあります。
代表的なものとして
- 星状神経ブロック(首)
- 正中神経ブロック(手首)
- 坐骨神経ブロック(腰)
などがあります。
神経由来のしびれや痛みは、血流改善によって症状が軽減する場合があります。
そのため、患部を温めることが有効なケースもあります。
神経が周囲の組織と癒着すると、痛みやしびれが強くなることがあります。
そのためリハビリでは
神経を人為的に動かす「神経滑走訓練(ナーブグライドエクササイズ)」
などの運動療法を行うことがあります。
心因性疼痛(ストレスによる痛み)
心因性疼痛とは、ストレスや心理的要因が影響して起こる身体の痛みです。
例えば
- 慢性的な肩こり
- 頭痛
- 全身の痛み
などが挙げられます。
認知行動療法などの心理療法は
- ストレス管理
- 痛みに対する認知改善
などに効果があるとされています。
医師の判断により
- 抗うつ薬
- 抗不安薬
などが処方されることがあります。
生活習慣も痛みに大きく関係します。
特に重要なのは
- 良質な睡眠
- 栄養バランスの良い食事
- 適度な運動
です。
これらを整えることで、慢性的な痛みの軽減につながる可能性があります。
侵害受容性疼痛の主な種類
侵害受容性疼痛は、大きく以下の2つに分類されます。
内臓痛(内臓の痛み)
内科的疾患による痛みです。
- 胃潰瘍
- 腸炎
- 胆石症
- 腎結石
などがあります。
炎症性疼痛(整形外科でみられる痛み)
- 関節リウマチ
- 腱炎・靭帯炎
- 筋膜炎
- 打撲
- 骨折
- 切り傷
- 筋肉痛
- 関節炎
侵害受容性疼痛のメカニズム
組織が損傷すると
- カリウムイオン
- セロトニン
- ヒスタミン
- ブラジキニン
などの炎症性化学物質が放出されます。
これらが末梢神経の侵害受容器を刺激し、その情報が脳に伝わることで「痛み」として認識されます。
痛みは適切な治療とリハビリで改善する可能性があります
整形外科領域でみられる痛みの多くは
💊薬物療法や注射
💪リハビリテーション
🍚生活習慣改善
によって症状の改善やコントロールが可能なケースが多いです。
このような症状でお悩みの方
- 関節の痛み
- 神経のしびれ
- 慢性的な筋肉の痛み
- 原因が分からない身体の痛み
など、痛みでお困りの方はお気軽に当院までご相談ください。





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肩・肘・手指専門リハビリ施術院でございます。