「肩を上げると痛い」
「夜中にズキズキして眠れない」
「レントゲンでは異常ないと言われたけど痛い」
このような悩みが非常に多いです。
肩の痛みは単なる“肩こり”ではなく、疾患が隠れている場合もあります。
この記事では、肩関節の構造・病態、症状別の見分け方、リハビリの考え方まで解説します。
肩関節の構造をわかりやすく解説
肩関節は人体で最も可動域が広い関節です。
肩を構成する骨
- 肩甲骨
- 上腕骨
- 鎖骨
肩は「肩甲上腕リズム」という、上腕骨と肩甲骨が連動して動く仕組みによってスムーズに動きます。
このバランスが崩れると痛みの原因になります。
ローテーターカフ(回旋筋腱板)
- 棘上筋
- 棘下筋
- 小円筋
- 肩甲下筋
これらは肩のインナーマッスルであり、肩の安定性に不可欠です。
【症状別】肩を上げると痛い原因とは?
① 腕を上げる途中で痛い → 肩峰下インピンジメント症候群
特徴
- 60~120度で痛む(ペインフルアーク)
- 洗濯物を干す動作で痛い
- 髪を結ぶ動作で痛い
病態
- 上腕骨頭と肩峰の間で腱が挟み込まれる状態
⚠️早期にリハビリ介入しないと腱板断裂へ進行することもあります。
② 夜中に肩がズキズキ痛い → 石灰沈着性腱板炎
特徴
- 急激な激痛
- 夜間痛が強い
- 腕がほぼ動かせない
病態
- 腱板に石灰が沈着し、炎症が強く出る
③ 肩が動かない・硬い → 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
特徴
- 徐々に痛みが出る
- 可動域が大きく制限される
- 数ヶ月~数年続くこともある
▶️基本的に自然治癒する
⚠️適切な時期にリハビリを行うことで改善を早められる可能性がある
④ 一定の角度から腕が上がらない・力が入らない → 腱板損傷・断裂
特徴
- 腕が上がらない
- 夜間痛
- 外旋力が弱い
⚠️特に棘上筋腱の損傷・断裂が多く見られます(インナーマッスルの問題が主)。
⑤ 脱臼を繰り返す → 反復性肩関節脱臼
- 若年層に多い
- 前方脱臼が多い
- スポーツ選手に多い
肩関節の安定性が非常に重要
肩が痛くなる人の共通した特徴
⚠️猫背・巻き肩
⚠️インナーマッスルの弱化
⚠️肩甲上腕リズムの破綻
⚠️過度な使用
⚠️加齢による退行性変化
これらに共通した特徴を持つ人は、上記に示した肩の症状や疾患を訴える人が多いです。
電気治療だけでは改善しにくい理由
肩の疾患の多くは
- 動きの問題
- 筋バランスの問題
- 姿勢の問題
が関与しています。
そのため運動療法(リハビリ)が第一選択とされることが多いのです。
肩の痛みを改善するために重要なこと
💡早期評価
💡正しい自主トレーニング
💡肩甲骨の可動性改善
💡インナーマッスル強化
まとめ|肩を上げると痛い方へ
⚠️夜中に痛い
⚠️腕が上がらない
⚠️痛みが何ヶ月も続いている
その症状は、単なる肩こりではない可能性があります。
肩は構造が複雑なため、原因を見極めた上でのリハビリが重要です。
肩の痛みや可動域制限でお困りの方は、
一度専門的な評価を受けることをおすすめします。





お電話ありがとうございます、
肩・肘・手指専門リハビリ施術院でございます。