しびれは、神経が圧迫・刺激されることで起こる症状です。
- 「手がピリピリする」
- 「足先がジンジンする」
- 「長く歩くとしびれてくる」
このような症状の多くは、整形外科的要因(筋肉・炎症・骨や関節)による神経圧迫が原因です。
しびれの主な原因(整形外科的要因)
しびれの原因は大きく分けて以下の5つがあります。
⚠️筋肉による神経圧迫
⚠️炎症による神経圧迫
⚠️骨・関節による神経圧迫
⚠️神経断裂
⚠️血流障害
その中でも特に多いのは次の3つです。
- 筋肉の硬さによる神経圧迫
- 炎症による神経圧迫
- 骨・関節の変形による神経圧迫
① 筋肉による神経圧迫|腰から足のしびれの原因
筋肉が硬くなり神経を圧迫すると、痛みからしびれへと悪化します。
代表的な疾患は以下です。
- 筋・筋膜性腰痛
- 坐骨神経痛
- 胸郭出口症候群
筋・筋膜性腰痛は一般的な「腰痛」です。
しかし
腰の筋肉が硬い状態が長期間続く
↓
神経を圧迫
↓
足にしびれが出る
この状態が坐骨神経痛です。
「腰痛 足のしびれ」
「お尻から足がしびれる」
腰痛が1週間以上続く場合は早期対処が重要です。
胸郭出口症候群の胸郭出口とは、鎖骨周辺の神経と血管の通り道です。
姿勢不良(ストレートネック・猫背・巻き肩)により神経が圧迫されると
肩から腕のしびれ
手指のしびれ
握力低下
が起こります。
▶️「肩こりがひどくて手がしびれる」
という方は胸郭出口症候群の可能性も考えられます。
② 炎症による神経圧迫|手のしびれの代表疾患
手のしびれで最も多い疾患が
手根管症候群です。
手根管症候群とは
手首の靭帯や腱鞘が腫れ
正中神経を圧迫することで指先にしびれが出る疾患です
- 親指〜薬指のしびれ
- 夜間に悪化
- 女性に多い
- 出産後に発症することもある
重症化すると、親指の筋肉が萎縮し手術が必要になることもあります。
③ 骨・関節による神経圧迫|歩くとしびれる原因
代表的な疾患として
- 脊柱管狭窄症
- 頚椎症
- 頚髄症
があります。
脊柱管狭窄症は、腰の神経の通り道が狭くなり、足にしびれが出ます。
特徴は
⚠️長時間歩くとしびれる
⚠️休むと楽になる
これを間欠性跛行といいます。
「歩くと足がしびれる」
という方は要注意です。
頚椎症と頚髄症の違いは
- 頚椎症:どちらかの腕〜手一方のしびれがある
- 頚髄症:両手足のしびれ・麻痺や歩行障害が出る
頚髄症は重症化すると歩行困難になる場合もあります。
しびれの原因によって治療やリハビリは異なります。
▶️筋肉の圧迫 → ストレッチ・柔軟性改善
▶️炎症性の圧迫 → 冷却・固定安静
▶️骨関節の圧迫 → 牽引
さらに重要なのが
神経滑走訓練(ニューロダイナミクス)
神経の動きを改善するリハビリ(運動療法)です。
まとめ|しびれは放置しないことが重要
💡しびれの多くは神経圧迫が原因
💡腰・首・手首が主な発生部位
💡早期対応で悪化を防げる
💡放置すると麻痺や歩行障害に進行する可能性あり
「ただの肩こり」「ただの腰痛」と思って放置しないことが大切です。
しびれや感覚異常がある方は、早めの評価とリハビリをおすすめします。





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