肩が痛い・動かしにくい・しびれる…その原因は?症状別にわかる治療法とリハビリの選び方

  • 肩が痛い
  • 肩は痛くないけど動きが硬い
  • 腕や指までしびれがある
  • 肩を挙げるとしびれや痛みが出る

このような症状でお悩みではありませんか?

肩の痛みや可動域制限、しびれは放置すると慢性化し、治癒までの期間が長引くだけでなく、悪化する可能性もあります。

本記事では、肩の痛みの原因を症状別にわかりやすく解説し、それぞれの治療法やリハビリのポイントを詳しくご紹介します。

肩はなぜ痛くなりやすい?|肩複合体という複雑な構造

肩は人体の中でも特に可動域が広く構造が複雑な関節です。

肩は正式には肩複合体と呼ばれ、以下の5つの関節で構成されています。

🦴肩甲上腕関節

🦴肩鎖関節

🦴胸鎖関節

🦴肩甲胸郭関節(機能的関節)

🦴第2肩関節(肩峰下関節)

そのため、筋肉靭帯神経のどこに問題が起きても症状が出るのが特徴です。

【症状別】肩の痛み・しびれの原因と治療法

【四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)】

特徴

  • 肩がズキズキ痛む(急性期)
  • 夜間痛がある(急性期)
  • 腕が上がらない後ろに回らない(回復期~慢性期)

治療法

  • 基本的には自然経過で改善
  • 早期改善のためには専門的なリハビリが重要
  • 炎症が強い場合はハイドロリリース注射(生理食塩水を注入)を併用することも

‼️放置すると拘縮が強くなり、可動域制限が長期化します。

【 頸肩腕症候群(酷い肩こり)】

特徴

  • 首〜肩〜腕の重だるさ
  • しびれを伴うことがある
  • デスクワークに多い

悪化すると

‼️胸郭出口症候群の様な症状に進行することも。

治療法

  • 姿勢改善
  • 神経滑走を意識したリハビリ
  • 肩甲帯機能改善トレーニング

 

【腱板損傷・腱板断裂】

特徴

  • 腕を挙げると痛い
  • 力が入らない
  • 夜間痛

治療法

  • 損傷 → リハビリ
  • 完全断裂 → 手術+術後リハビリ

‼️早期評価が非常に重要です。

【インピンジメント症候群】

特徴

  • 腕を挙げる途中で痛み(腕を真横約90°程挙げた際に痛みあり)
  • 引っかかる感じ

治療法

  • リハビリが第一選択

‼️肩甲骨機能改善がカギ

【変形性肩関節症】

特徴

  • 動かすとゴリゴリ音
  • 強い可動域制限
  • 慢性的な痛み

治療法

  • 保存療法は限定的
  • 医師判断で人工関節手術も選択肢

骨折術後関節リウマチでみられやすいが、症例はあまり多くない。

【骨折(上腕骨近位端骨折・肩甲骨骨折)】

特徴

  • 転倒後などの激しい痛み気持ち悪さ
  • 腫れ熱感
  • 変形
  • その場は少しの腫れでも、時間経過とともに腫れが増悪

治療法

  • 保存療法 or 手術

‼️リハビリは必須

【石灰沈着性腱板炎】

特徴

  • 突然の激痛
  • 夜も眠れない痛み
  • 痛みによる関節可動域制限

治療法

  • 注射で石灰を除去
  • リハビリはほぼ不要

【四辺形間隙症候群(QLSS)】

特徴

  • 脇の後ろの痛み
  • 腕の外側への放散痛

治療法

  • リハビリが第一選択

‼️腱板損傷や四辺形間隙症候群は、四十肩・五十肩と診断され見落とされやすいため、注意が必要なこともあります。‼️

肩の痛みを放置するとどうなる?

  • 可動域が戻らない
  • 慢性疼痛へ移行
  • 筋萎縮
  • 日常生活動作(洗濯着替え運転など)が困難に

早期評価・早期介入が最短回復のカギです。

【まとめ】肩の痛み・しびれは原因特定が最重要

肩の症状は非常に多岐にわたります。

▶️痛みだけなのか

▶️可動域制限があるのか

▶️しびれを伴うのか

▶️外傷歴があるのか

これらを正確に評価し、リハビリか、注射か、手術かを判断することが重要です。

四十肩がなかなか治らない

腱板損傷と言われた

投球時に肩が痛い

手術後のリハビリで困っている

肩の症状でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

早期対応が、将来の機能を守ります。