腰痛や肩こりを持っている方は、どのくらいいるでしょうか?
実は人口の8割程は、腰痛や肩こり、またそれらの予備群となっている可能性があります。
ここでは、腰痛や肩こりの予防・改善に必要な『体幹トレーニング』をご紹介します。
日頃から体幹を鍛えておくことで、突発的に起こるギックリ腰も予防できるでしょう。
体幹とは
体の幹と呼ばれるように、身体全体の軸を形成している中核的な場所となります。
体幹に必要な筋肉には主に、腹横筋、腹直筋、脊柱起立筋が存在します。
この中でも
- 腹横筋、脊柱起立筋=インナーマッスル
- 腹直筋=アウターマッスル
となります。
体幹を鍛え身体を安定させ、腰痛や肩こりの予防・改善には、インナーマッスルを鍛えていく必要があります。
それでは短時間で簡単に行える体幹トレーニングの種目を、2種類紹介いたします。
この2種類を毎日継続して行うことで、腰痛や肩こりを予防・改善でき、さらには猫背の姿勢なども解消できます。
プランク
プランクは主に腹直筋、腹横筋など腹筋全体を鍛えることができます。
中でも、インナーマッスルである腹横筋をより刺激し鍛えることができます。
方法は簡単です。
肘立ちで腕立て伏せの状態となり、その姿勢を数秒維持するというものです。
目安は60秒間プランクの姿勢を維持し、それを3セット行います(計3分)。
セット間のインターバル(休憩)は10秒とします。
これを、1日1回、もしくは休みの日など時間がある場合は朝・昼・寝る前の3回行ってください。
最初から60秒間の維持がきつい場合は、30秒維持からでも大丈夫です。
その場合セット間のインターバルは10秒としてください。
バックエクステンション&ローイング
バックエクステンション&ローイングは、脊柱起立筋に加え、僧帽筋や広背筋など、背筋全体を鍛えることができます。
方法は、うつ伏せになり腕を前方へ伸ばしておくところからスタートします。
その姿勢のまま、背中を反りつつ同時に肘を曲げ足を上げていきます。
これを15~20回を3セット行っていきます。
セット間のインターバルは60秒とします。
プランクと同じように1日1回、もしくは休みの日など時間がある場合は朝・昼・寝る前の3回行ってください。
最初から15~20回がきつい場合は、5~10回でも大丈夫です。
その場合セット間のインターバルは30秒としてください。
トレーニングを行うことでより良い効果を発揮させるには、トレーニング中のフォームを守ることが重要です。
慢性的な腰痛や肩こりであっても、リハビリ・施術と定期的な自主トレーニングを行うことで改善していきます。
しっかりと腰痛や肩こりを予防し改善していきたい方は、当院までご連絡ください。
お電話ありがとうございます、
肩肘手指専門リハビリ施術院/プライベートGIMでございます。