医師の診断の中には、いわゆる『ゴミ箱診断』と言われているものがあります。
これは、「全く別の症状が隠されているにも関わらず、一見するとよくみられるような症状であるため、間違った診断名をつけて片付けられてしまうこと」を俗にこのような言い方をします。
最も多い事例で、『四十肩・五十肩』があります。
これは医学的な診断名としては肩関節周囲炎とも呼ばれるものですが、この中には往々にして腱板断裂や腱板損傷、四辺形間隙症候群(QLS症候群)というものが隠れています。
また五十肩などであっても、腕や指先までのしびれがあるものがあり、この場合は胸郭出口症候群というものが隠れている場合があります。
これらを四十肩や五十肩と診断されてしまう場合が多いです。
手や指の症状では、『ヘバーデン結節』や『ブシャール結節』、『母指CM関節症』などがあります。
この場合は、加齢や使いすぎと言われ、特に母指CM関節症などは、腱鞘炎とひとくくりにされてしまう場合があります。
これら肩や手指、しびれの症状は原因や治療法も違うため、詳しく評価しなくてはなりません。
なかなか症状が治らない、詳しい症状や治療法を知りたい方など、職業柄診断はできませんが、評価し治療することは可能ですので、当院へご相談ください。
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肩肘手指専門リハビリ施術院/プライベートGIMでございます。