手術後リハビリテーションの重要性

リハビリテーションには、保存療法と後療法(術後)の2つがあります。

 

保存療法

手術をしないで症状や機能改善を図るために、リハビリテーションを行なうこと。

後療法(術後)

手術後に症状や機能改善を図るために、リハビリテーションを行なうこと。

 

 

ほとんどの方々は保存療法で症状の緩和・改善・治癒を希望されます。

 

 

万が一手術適応だとしても、まずは保存療法を試すことで手術を回避することが可能な場合が、往々にしてあります。

 

 

しかし病態症状発症時期によっては、手術をしなければ症状の緩和・改善・治癒が難しい場合もあります。

 

 

また、手術後にリハビリを行う必要性があるかどうかの判断は、手術をした医師(執刀医)により決まります。

 

 

ですがリハビリを行う側としては、術後は全ての患者様にリハビリ適応があると考えています(あくまで個人の意見です)。

 

 

その理由としては、手術後に必ず起きてくる現象があるからです。

 

 

組織の癒着です。

※癒着のについては同ブログの『術後や不動による動かしにくさ』をご参照下さい。

 

 

癒着が起きると組織や皮膚が硬くなり、後に関節が動かしにくくなるというような問題が起きてくるからです。

 

 

手術後にこのような問題を抱えている方はいませんか?

 

 

日頃リハビリを行っていると、手術後にリハビリを行わず、数ヶ月程度経過してから、手術後の問題に対して初めてリハビリを行うケースが多くいます。

 

 

医師側は、術後レントゲン上または解剖学的に問題がないと判断すれば、そこで治療は終了してしまいます。

 

 

しかし多くの方にとって、手術後こそ支障なく日常生活が元のように送れることのほうが重要です。

 

 

そのため手術後のケア運動指導、リハビリでの運動療法を行うことがとても大切です。

 

 

同じような問題を抱えている方、ご相談下さい。

 

 

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