ばね指とは?原因・症状・治し方|再発予防とセルフケアを解説

来院される患者様の中でも多く見られる手のトラブルの一つが

ばね指(弾発指)です。

ばね指になると

  • 指の痛み
  • 指の引っかかり
  • 指が曲がったまま伸びない

などの症状が起こり、日常生活にも影響が出てきます。

この記事では

▶️ばね指は治るのか

▶️ばね指になるとどんな影響が出るのか

▶️再発する可能性

▶️ばね指の予防方法とセルフケア

について、Q&A形式でわかりやすく解説します。

※この記事では保存療法(リハビリやセルフケア)について説明し、注射手術などの外科的治療には触れません。

Q.ばね指は治る?治らない?

A. ばね指は、初期症状であれば保存療法で改善する可能性が高い症状です。

適切な

  • リハビリ
  • 指の使い方の改善
  • セルフケア

を行うことで、多くの場合症状は軽減します。

しかし症状が進行すると

⚠️指の弾発ばね現象

⚠️指の付け根の強い痛み

⚠️指の動かしにくさ

が出てきます。

この状態では

腱鞘炎症損傷が起きている可能性が高く

💉ステロイド注射

🏥手術

などの治療が必要になる場合があります。

そのため、ばね指は早期治療がとても重要です。

Q.ばね指になるとどんな症状が出る?

A.

  • 指の痛み
  • 指の引っかかり
  • 朝起きたときの指のこわばり
  • 指が曲がったまま戻らない

特に特徴的なのが

指が曲がったままになってしまうロッキング現象

と呼ばれる症状です。

一般的には

▶️初期:腱鞘炎

⏩️進行:ばね指(弾発指)

という形で症状が進行していきます。

さらに進行すると

指が伸びなくなる拘縮

を起こす可能性もあります。

その結果

  • 家事
  • 仕事
  • 趣味

などの動作に支障が出て、生活の質(QOL)が低下する可能性があります。

Q.ばね指は再発する?

A. ばね指は再発しやすい症状です。

一度改善しても

  • 同じ
  • の指
  • の指

に症状が出ることがあります。

特に

  • 指をよく使う仕事
  • スマホ操作
  • パソコン作業
  • 手作業

などが多い方は注意が必要です。

そのため、再発予防として日常生活でのセルフケアが重要になります。

ばね指の予防方法(腱鞘炎予防)

ばね指を予防するために大切なのは

指の使い方のバランスです。

指は

💡曲げる筋肉(屈筋

💡伸ばす筋肉(伸筋

で動いていますが、曲げる筋肉の方が強い構造になっています。

実際に手を力を抜いてみると

指は自然に少し曲がった状態になっていることがわかります。

さらに日常生活では

  • 握る
  • 掴む
  • 持つ

など、指を曲げる動作が非常に多いです。

一方で

意識的に指を伸ばすことはほとんどありません。

そのため

曲げたら伸ばす

という習慣を作ることが、ばね指や腱鞘炎の予防につながります。

例えば

  • 手を使った後
  • スマホ操作の後
  • パソコン作業の後

などに、指全体を伸ばすストレッチを行うことが重要です。

Q. ばね指の改善方法(保存療法)とは?

A. ばね指の改善には、次のセルフケア(アイシング、安静、ストレッチ、手の

使い方の工夫)が有効です。

  • 指を使いすぎた後
  • 痛み
  • 腫れ
  • 熱感

などの炎症症状がある場合は、アイシングを行います。

アイシングの方法

▶️保冷剤:1回に10秒程度を繰り返す

▶️流水 :1回に1分程度を繰り返す

を目安に行います。

安静の方法(固定)

指を伸ばした状態で安静保持

▶️テーピング

▶️指用装具

などを使用して、指を曲げないように固定します。

ただし固定しすぎると

⚠️関節が硬くなる可能性

があるため注意が必要です。

ストレッチの方法

指を使った後は必ず

指を伸ばすストレッチ

を行います。

▶️1回に10秒程度(1日で何回も行う(手を使った分))

無理のない範囲で行うことが大切です。

手の使い方

日常生活でも

指への負担を減らす工夫が重要です。

例えば

▶️細い物は太くして握る

▶️指を強く曲げない

▶️長時間握る作業を減らす

などの工夫で、指への負担を大きく減らすことができます。

ばね指でお困りの方へ

  • 指の痛み
  • 指の引っかかり
  • 朝のこわばり
  • 指が曲がったまま戻らない

などの症状がある場合は、早めの初期対応が重要です。

ばね指でお困りの方は、お気軽に当院までご相談ください。