リハビリテーションというと、筋肉や関節へのアプローチをイメージする方が多いかもしれません。
しかし実際のリハビリでは、筋肉や関節だけでなく、神経へ直接アプローチするリハビリ方法も存在します。
その代表的な方法が
神経滑走:nerve gliding
と呼ばれる手技です。
▶️神経の滑走性(動き)や伸張性(伸びる能力)を改善するためのリハビリ手技で、神経系に直接アプローチする方法です。
このリハビリは特に
神経の圧迫・癒着・滑走制限
などによって起こる
- 痛み
- しびれ
- 神経痛
の改善を目的として行われます。
神経の滑走とは
神経は身体の中で筋肉・骨・靭帯・筋膜などの間を滑るように動く構造になっています。
しかし
- 外傷
- 長期間の姿勢不良
- 過度な身体使用
- 炎症
などが起こると、神経が周囲の組織に癒着してしまい、神経の動き(滑走)が制限されることがあります。
この状態になると
- 神経の圧迫
- 血流低下
- 神経伝達異常
が起こり
⚠️しびれ
⚠️神経痛
⚠️運動機能低下
などの症状につながることがあります。
神経の滑走性を回復させることで症状改善を目指すリハビリ方法です。
神経滑走リハビリの主な効果
【神経の滑走性と伸張性の改善】
神経は身体の動きに合わせて滑るように移動しながら伸び縮みしています。
しかし癒着や炎症が起こると、この動きが制限されてしまいます。
神経滑走によって
- 神経の動きの改善
- 神経の柔軟性向上
が期待できます。
これにより、神経の圧迫ストレスを軽減することが可能になります。
【神経の血流改善と栄養供給の向上】
神経は血流によって
酸素・栄養
を受け取っています。
神経が圧迫された状態では
神経周囲の血流が低下し、神経の機能が低下する可能性があります。
神経滑走を行うことで
- 神経周囲の血流改善
- 神経細胞の回復促進
などの効果が期待できます。
【痛み・しびれの軽減】
神経の滑走制限は
- 神経痛
- しびれ
- 感覚異常
などの原因になることがあります。
神経滑走によって
- 神経圧迫の軽減
- 神経伝達の正常化
が促され、痛みやしびれの改善につながるケースがあります。
神経滑走が有効とされる疾患
神経滑走リハビリは、神経圧迫による症状に対して行われることが多いです。
特に以下のような疾患で行われることがあります。
- 肩こり
- 胸郭出口症候群
- 橈骨神経管症候群
- 肘部管症候群
- ギヨン管症候群
- 手根管症候群
- 坐骨神経痛
- 椎間板ヘルニア
これらの疾患では
神経の滑走性低下(神経の動きの悪さ)
が症状の原因の一つとなる場合があります。
神経リハビリでは筋肉へのアプローチも重要
神経症状の多くは
- 神経の圧迫
- 神経の滑走制限
だけでなく
▶️筋肉の硬さ(筋硬結)
とも関係しています。
そのためリハビリでは
💡筋肉の柔軟性改善
💡神経滑走改善
を同時に行っていくことが重要です。
神経の痛みやしびれでお悩みの方へ
- 手のしびれ
- 指の神経痛
- 肩から腕のしびれ
- 腰から足の坐骨神経痛
これらの症状は神経の滑走性低下が関係している可能性があります。
適切なリハビリを行うことで、症状の改善や機能回復が期待できるケースも多いです。
神経の痛みやしびれでお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。





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肩・肘・手指専門リハビリ施術院でございます。