膝の関節が痛む人の特徴とは?40代・50代から注意すべき変形性膝関節症の原因と予防法

「最近、膝が痛い…」

「階段の上り下りがつらい」

「歩き始めに膝がこわばる」

 

このような症状がある方は、変形性膝関節症(膝OA)の初期サインかもしれません。

 

変形性膝関節症は、関節の軟骨がすり減り、炎症や変形が起こることで痛みや動きの制限が生じる疾患で、中高年以降に非常に多い膝のトラブルです。

変形性膝関節症とは?膝の軟骨が減ることで起こる痛み

変形性膝関節症とは、膝関節のクッション役である軟骨が徐々にすり減り、関節内に炎症が起きることで痛みが出る病気です。

 

進行すると

  1. 軟骨がほとんど無くなる
  2. 骨同士が直接ぶつかる
  3. 強い痛みが出る
  4. 膝の曲げ伸ばしが制限される
  5. O脚が進行する

といった状態になることもあります。

ほとんどは1→5の順で起こってきます。

1,2,3の状態ではリハビリまたはヒアルロン酸注射リハビリを行うことが多いですが、それでも痛みがあまり良くならない場合は、膝関節を人工関節にする手術を行います。手術後もリハビリは必須です。

そうならないためにも、40代・50代以降の方は早めの予防がとても重要になります。

歩くだけで膝には体重の3〜5倍の負担がかかる?

普段の生活の中でも、膝には想像以上の負荷がかかっています。

  • 歩行時:体重の約3〜4倍
  • 階段の上り下り:体重の約4〜5倍
  • 体重が1kg増えると、膝への負担は約3〜5kg増加

 

つまり、体重増加や日常の動作の積み重ねが、膝関節に大きな影響を与えているのです。

膝の関節が痛みやすい人の特徴4つ

次の項目に当てはまる方は、膝の痛みが起こりやすい、もしくはすでに進行している可能性があります。

 

【膝への負担が大きい運動をしている人】

  • ランニング
  • ジャンプ動作が多いスポーツ
  • 下半身の重量トレーニング

などは、膝への衝撃が繰り返されるため注意が必要です。

運動、特に膝周囲の筋肉を強化する運動をすることは、変形性膝関節症の予防に有効であり、リハビリでも行うことはあります。

しかし、運動前にストレッチなどで関節柔軟性を保ったり血流を良くしておかないと、逆に膝を痛める原因となってしまうため、注意が必要です。

【階段や坂道の上り下りが多い人】

  • 通勤や仕事で階段移動が多い方
  • 坂の多い地域に住んでいる方

慢性的に膝へ負担がかかっている状態になりやすいです。

【肥満体型・体重増加がある人】

体重が増えるほど、膝関節にかかる負荷も増大します。

体重管理は膝痛予防の最重要ポイントと言っても過言ではありません。

 

【太ももやお尻の筋肉量が少ない人】

膝は筋肉によって支えられています。

  • 大腿四頭筋(太もも前)
  • ハムストリングス(太もも裏)
  • 中臀筋(お尻)

これらの筋肉が弱いと、膝関節に直接ストレスが集中し、痛みが出やすくなります。

遺伝よりも生活習慣が膝痛の大きな原因

「親も膝が悪かったから仕方ない」

と思われる方もいますが、実際には運動習慣・体重・筋力・姿勢・歩き方などの外的要因が大きく関係しています。

 

つまり、今からでも予防・改善が可能なのです。

膝の痛みはリハビリで予防できる?

適切なリハビリを行うことで

▶️膝周囲の筋力強化

▶️関節の可動域改善

▶️姿勢歩行修正

▶️負担の少ない動作指導

 

などが可能になり、痛みの進行予防が期待できます。

 

リハビリメニューは

▶️痛みの部位

▶️変形の程度

▶️年齢

▶️生活環境

 

によって異なるため、専門家による評価が重要です。

膝の痛みでお悩みの方は早めの相談を

膝の痛みでお悩みの方は早めの相談を

 

すでに膝に違和感がある方や

将来歩けなくなるのが不安

手術はできるだけ避けたい

膝の痛みを予防したい

 

という方は、早めにリハビリを始めることが大切です。

 

当院では、一人ひとりの状態に合わせたリハビリプログラムを作成し、膝の痛みの緩和と予防をサポートしています。

お気軽にご連絡ください。