リハビリ、整体、接骨の違いは

昨今、病院以外に整体院や接骨院などが多く存在します。

個人の症状により、どの場所が最適かは異なってきます。

また『リハビリ』『整体』『接骨』どこに通ったほうが良いか選ぶのことも、内容を理解していないと選択が難しいです。

そこで、病院で行う『リハビリ』『整体』『接骨』のそれぞれの違いについて紹介していきます。

リハビリ

リハビリとはリハビリテーションの造語であり、主に病院クリニック介護施設などで理学療法士作業療法士語聴覚士(いずれも国家資格)などにより行われるものです。

リハビリを必要とする主な症状は

  1. 脳外科症状…脳卒中(脳梗塞や脳出血など)により運動麻痺や脳機能障害を呈した脳血管疾患の方
  2. 整形外科症状…骨折や関節痛、神経症状、関節リウマチ、変形性関節炎など骨関節疾患がある方
  3. 認知機能症状…脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症など
  4. 特定難病…パーキンソン病や小脳脊髄変性症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など
  5. 精神機能症状…統合失調症、うつ病、躁病、境界性人格障害など

リハビリでは全般的な症状を診ることが可能であり、症状の改善再発予防を目的とし、そのためリハビリ時以外では症状の自己管理自主トレーニングなども必要になってきます。

 

整体

整体とは、字の通り体を整えることを目的としています。整体の中にはカイロプラクティックなども含まれます。

主に整体師(民間資格)、あん摩・マッサージ師(国家資格)などが施術を行います。

整体はマッサージなどのリラクゼーション癒しを与えることを中心とし、骨や関節を操作し骨盤矯正姿勢矯正などを行います。そのためリハビリのように自主トレーニングなどはなく、その場のこり感の解消などを目的としています。

よくある整体として、ボキボキ整体2980円で施術を受けられるものなどが有名かと思います。

接骨

接骨は主に骨折ねん挫などの骨関節症状などに対し、固定具での矯正をしたり電気治療などを行います。

接骨は柔道整復師(国家資格)が行っています。

そのため接骨は整形外科症状を専門としているため、それ以外の症状は対象外となります。

 

 

 

 

 

それぞれ手段目的が異なるため、自分自身が今の症状で必要だと思うものに通うようにしましょう。

またなかなか自分で判断がつかない場合は、当院へご連絡ください。

今の症状とそれに対してどうしたいかをお伝えしていただければ、どこに通うべきかお伝えさせていただきます。

お気軽にご相談ください。