「1日に必要な歩数」は目的によって変わります。一般的に言われる10,000歩は健康のための目安として有名ですが、最新の研究では必ずしも10,000歩は必要ないとも言われています。
健康維持・生活習慣病予防
▶️健康維持には、7,000〜8,000歩程度 で十分効果があるとされます。
特に40歳以上では 1日7,000歩前後 が死亡リスク低下に効果的という研究が多いです。
⭕余裕がある方は、1日10,000歩を目指しましょう‼️
ダイエットや体力向上
▶️8,000〜12,000歩 を目標にすると良いです。
そのうち、早歩きや軽いジョギングを最低20分程度含めると脂肪燃焼や心肺機能の改善に効果的です。
高齢者・体力に不安がある
▶️5,000歩前後でも転倒予防やフレイル予防に効果があります。
無理なく毎日続けられることが大切です。
また、気温の上昇や低下によっては、なかなか外出困難な場合も多くあります。そんな時は、屋内で十分歩くことが必要です。
屋内の生活動作だけで得られる歩数の調査データがあります。
屋内生活だけでの歩数目安
▶️2,000〜3,000歩/日
一般的な家庭内での移動(トイレ、キッチン、掃除、洗濯など)で自然に稼げる歩数。
‼️高齢者や一人暮らしで動きが少ない人だと 1,000歩前後 にとどまることもあるため、寝たきり予防のため、2,000~3,000歩は最低限必ず獲得しておくことが必要です‼️
📊 参考例(実測データ)
▶️在宅勤務者:平均 2,500歩/日(外出なしの場合)
▶️高齢者の自宅内生活:1,500〜2,500歩/日
▶️掃除や洗濯をすると:+500〜1,000歩程度(3,000~3,500歩)
これらは必要最低限の歩数のため参考までにしつつ、これ以上の歩数を目指しましょう。
‼️屋内生活だけでは 2,000歩前後 が最低限の歩数になることが多く、健康維持に必要な4,000歩ライン には届かないため、室内でも意識的に歩く(踏み台昇降・家の中を往復する)工夫が必要です‼️
歩くことにより健康維持が出来るなら、歩かないという選択肢はありません。
- 少し長めの散歩
- (休日前の仕事帰りなどに)一駅分の歩行
- 移動は階段にする
- 近場は車を使わず歩く
- (出来る人は)犬を飼う
など、歩く手段は沢山存在します。
健康維持やダイエット、体力向上を目指す場合には面倒臭がらないことと継続することが大切です。
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肩・肘・手指専門リハビリ施術院でございます。