人間の体を動かしている組織は筋肉です(骨の動きは筋活動により起こるものです)。
筋肉が衰え筋力低下が起こると、骨を動かすほどの力がなくなり、いざ動いてみると疲れやすくなり、徐々に動くこと自体が億劫になってきます。
それが原因で寝たきりとなってしまいますし、無理に動かすことにより筋肉を取り巻いている様々な組織に負荷がかかり、痛みを生じやすくもなってしまいます。
そのため、個人個人の身長や体格によって必要最低限筋肉がなければなりません。
下半身を中心に健康的で理想的な体型とはどういうものか、今一度ご自身の身体を振り返ってみてください。
脚全体の理想的な太さ
脚の理想的な太さは、身長に基づいて計算することが一般的です。
- 太もも:身長(cm) × 0.3
- ふくらはぎ:身長(cm) × 0.2
- 足首:身長(cm) × 0.12
例えば、身長が160cmの場合、理想的な太さは
太もも:48cm
ふくらはぎ:32cm
足首:19.2cm
また、脚全体の理想的なバランスとして
「太もも:ふくらはぎ:足首」
「5:3:2」
と言われています。
この比率を参考にすると、全体的にバランスの取れた健康的で美しい脚を目指すことができます。
脚が細いのが美しい・美脚と思われがちですが、細ければ良いというものではありません。あまりに細すぎると貧相で病的に見えます。
自分の体型に合った理想のサイズを目指しつつ、健康的な方法で脚を引き締めることが大切です。
また下半身でも特に、太ももの重要度は最も高いと言えます。
太ももは大腿四頭筋と呼ばれる部分であり、4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)から構成されております。
太ももは人間の体の中で一番大きな筋肉です。
体内では血流や酸素の供給、体外では見た目やバランスなどの観点から、下半身では1番重要な筋肉となります。
高齢になってくることで、太ももの筋肉は落ち、歩行時に足が挙がらず、転倒することが多くなってきます。
今後は健康のため、美容のため、太ももの筋肉を鍛え予防に努めることが重要となってきます。
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