肩や手、腰や膝に痛みを感じた際はどのように対処しているでしょうか。
- 痛みがある場所を揉んで(マッサージして)みる
- 家にある痛み止めを飲む・貼る
- 病院で見てもらい、痛み止めの薬と湿布をもらう
- 病院で見てもらい、痛み止めの注射をする
- 接骨院などで超音波・低周波や電気をかけたり温めたりしてる
- 病院やクリニック、専門の施設でリハビリを受けている
これらの対処法に間違いはありません。
全て正しい対処法ですが、それぞれに違いがあることを覚えておく必要があります。
1.痛いところを揉んでしまうというのは人間の本能であり、一度は経験があることかと思います。揉んで刺激を与えることにより血行が良くなり、筋肉などの動きの柔軟性が増して痛みの軽減に繋がる可能性があるためです。しかし痛みの場所に対し揉む場所が悪いと、痛みを悪化させてしまう危険性があることも覚えておくとよいでしょう。
2、3、4.痛み止めの飲み薬や湿布は効き目に個人差はありますが、手軽な方法なため、痛みがすぐに良くなるかならないかわからない場合の様子見として対処することが多いです。また痛み止めの注射(ステロイド)は効き目が高く即効性があるため、すぐに痛みをなくしたい場合に選択されます。しかし、ステロイドは効き目が高い分それなりの副作用があることを覚えておきましょう。
5.肩や腰、膝の痛みで物理療法(温め、低周波、電気)を受けている方は多いです。症状によって物理療法のみで改善できるものとできないものがあり一概に良い悪いは言えませんが、物理療法を受けていることで心理的に良くなっている感じがすると思い込み受け続けている、などのことをよく耳にします。2~4週間しても症状に変化がないようであれば、別の対処法を考えることも一つの手段です。
6.リハビリでは症状の改善までは時間を要します。注射のように決して即効性があるわけではないので、毎日少しずつリハビリを進めていくことで1ヶ月後ぐらいから効果が現れてきます(症状によっては2週間程で効果が現れる場合もあります)。また、リハビリでは必ず生活指導や動作指導をするため、痛みを抑える方法や再発させないような動作方法、万が一痛みが再発してしまったときの対処法などを知ることができます。
これら1~6までで、どの対処法が良いというものはありません。
個人個人に合った方法を選択していただくことが良いかと思います。
しかし選択する前の判断材料として知っておくことは必要だと思いますので、覚えておいてください。
1~6を選択する際に、ご自身の最終的な目的も明確にしておくとよいでしょう。
- 痛み取りたい・軽くしたい
- 痛み取りたい・軽くしたい + その後も痛みが出ないようにしたい
この2つの目的の違いは、予防法を知るか知らないかです。
+ があるかないかで対処法は大きく変わってきます。
+ の部分を希望する場合は、リハビリを受けることがおすすめです。
選択肢の一つとして、当院へのご連絡も是非お待ちしております。
お電話ありがとうございます、
肩肘手指専門リハビリ施術院/プライベートGIMでございます。