頚椎症(頸椎症性神経根症)
頚椎(C5,6,7,8辺り)が狭まり、神経根を圧迫した状態。
肩から手指にかけてしびれ、筋力低下が出現する。しびれは主に片側のみ出現。
原因は多くは加齢による頚椎の狭窄であり、治療としては頸椎の牽引やブロック注射、またリハビリでの姿勢指導や筋力強化訓練なども行なっていきます。
頚髄症(頸椎症性脊髄症)
頸椎ヘルニアや頚椎の変形により、脊髄を圧迫した状態。
両側の肩から手指、足にかけてしびれ、筋力低下が出現する。しびれは両側に出現することが多い。
また、重症化すると歩行困難となり車椅子となる場合もある。
治療としては主にリハビリで力強化訓練や手指の巧緻動作訓練、日常生活訓練などを行なっていきます。重症の場合手術も行う場合があります。
頸椎症も頚髄症も首の激しい運動(特に後ろに反らす)が禁忌なので、頸椎カラーなどを装着し首の動きを制限します。
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