指の腱鞘炎や引っかかり

腱鞘炎は馴染みのある言葉ですよね?

しかし腱鞘炎と言っても、様々な病態があり

『手や指が痛い ≠ 腱鞘炎』

ですので、勘違いしない様にして下さい。

 

腱鞘炎とは、その名の通り腱と腱鞘に炎症が起きることを、腱鞘炎といいます。

腱とは?

筋肉の両端に付いてる、紐状の繊維です(一般にスジと呼ばれるものです)。

腱鞘とは?

腱を取り巻く(トンネルの様な)膜状の繊維です。

 

作用としては、筋肉に引っ張られて腱鞘の中を腱が通ります。

→細長い輪の中を紐が通過している様なイメージをして下さい。

 

頻繁に好発するものとして、2種類の腱鞘炎があります。

  • 屈筋腱狭窄性腱鞘炎(ばね指)
  • ドゥケルバン腱鞘炎

腱鞘炎は主に手や指の使い過ぎや、持続的に負荷が掛かることで発症します。

腱鞘炎は日頃からの手のメンテナンスを欠かさなければ、防げます。